Concerto for Optimists

アマチュアラッパ吹きのブログ。

吹奏楽部の選択

(承前)

そう,中学一年生の時点で,何らかの部活に所属しなければならなかった.

田舎の,さらに片田舎小学校だった自分は,小学校6年間で特に部活動らしき団体には所属せず(バレーボール部しかなかったが,バレーボールはあまり好きではなかった…),野球やサッカーには興味があったが,既に町のリトルリーグや少年サッカーで活躍していた同級生(の一味)に勝てる気がしなかったということもあり,運動部全体に対して迷いがあった.

もちろん,中学くらい運動部に所属しておくべきか,という意識もそれなりに強くあったのだが,結局は,この先生が顧問を務められていた吹奏楽部を選ぶことにした.小学校で鼓笛隊を(少し)経験していたことでトランペットは吹けたし,まあ楽譜も読めないこともなかったし(初見能力は皆無〜今も同じ),この吹奏楽部が県内でもそれなりの成果を上げていることを噂で聞いていたこともあった.

この中学校の運動部は,サッカー部以外は特に目立った強豪はなく,「群馬郡」(※郡内の中学校は5校だけ!)の大会でもほとんど敗退していたのだった.
そういう,なんとなく「冴えない」感じが自分の運動部への魅力を減じていた,のかもしれない.

この考え方が,既にイマイチであることは言うまでもないのだが.

で,結果的には吹奏楽部でそれなりに充実した3年間を過ごすことになったのだが,この13歳の決断がそのまま今の自分にまで反映されている,という点で,この先生の影響力は大きかったということになるだろう.この方の尽力なくして,今の私はないと言ってもよい.

今思えば,この時点でトランペットの先生に本格的に習うなり,ピアノをはじめてみるなり,できることはたくさんあったはずだ.
そのような新たなチャレンジに対して,「目を開いていなかった」,つまり消極的だったことを後におおいに後悔するのだが(そのあたりは妹のほうがずっと先進的),まさに,後の祭りである.

結果的には,先行投資にまさるものはなく,また,時間的にもこの頃が最も「余裕があった」ことは間違いなかろう.

今振り返っても,中学の3年間は,地元の公立校を目指すだけだった自分にとって,受験勉強なんてそれほどやる必要もなく,本を読むなりコンサートに行くなり,いくらでも時間の使い道があったはずで,悔やまれる.

ただし,とにかく田舎であった実家から(今回の帰省でも実感した),レッスンに通う交通手段をどうするのか,近隣の図書館や本屋に読みたい本があったのか,など限界があったことも否めず,その点,昨今のネット社会が当時夢のまた夢であったことも付記しておく.

そういう意味でも,社会は豊かになった,のだろう.間違いなく.
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  1. 2017/05/07(日) 09:04:18|
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